「やらなきゃ」と思いながら、無理やり自分を奮い立たせてヨガを続けていた時期があります。
ヨガを大好きで、趣味はヨガです!と公言していたのに。
気づけばタスクをこなすように体を動かして、
ではなく
という感覚になっていました。
何事も義務感でやると、じわじわと気力を削られてしまうんですよね。
そんな悩みは、実は意志が弱いせいでも、ヨガが自分に合っていないせいでもないと感じています。
実際は「ちょっとした積み重ねのズレ」が原因になっていることがほとんどではないでしょうか?
この記事では、わたし自身がヨガへの熱が冷めかけた時期のこと、そしてまた好きに戻れた3つのきっかけを書いていきます。
同じように感じている方に、少しでも「またヨガ、始めようかな」と思ってもらえたら嬉しいです。
ヨガが「やらなきゃいけないもの」に変わった瞬間
最初にヨガを始めたのは、体がバキバキにこわばってどうしようもなくなってきたのと、ストレスが限界を迎えたのがきっかけでした。
動いた後のすっきり感が気持ちよくて、毎日ヨガをするのが楽しくて仕方がありませんでした。
それがいつのころからか、「毎日やらないといけない」という謎のルールが自分の中にできあがっていました。
という自分を追い込む思考が次々と浮かんでいました。
できなかった日は罪悪感を感じて、できた日も「こなした」という感覚しかない。
今から思うと、だいぶおかしくなっていたんでしょうね。
習慣が続かない理由としてよく挙げられるのは
といったことが多いかと思いますが、わたしの場合はもう少し内側の話でした。
やる気がないというよりも、「やらなければならないもの」にしてしまったことで、純粋に楽しめなくなっていたんです。
モチベーションが続かないのは意志の問題じゃない
ヨガに限らず、習慣が続かないとき「自分は意志が弱い」と思いがちです。
でも、わたしは今ではそれは違うのではないかと感じています。
モチベーションを「ずっと高い状態を保つ」というのは、そもそも現実的ではありません。
気力が落ちる時期があるのは当然のことで、それは体のリズムとも連動しています。
50代に入ってから特に感じるのですが、ホルモンバランスや睡眠の質によって、同じことをするのに必要なエネルギーが全然違います。
だから「先月できていたのに今月できない」という状況が起きるのは当たり前のことなんです。
そのうえ、義務感でやっていると、さらにエネルギーを消耗してしまいます。
このように、習慣が続かないのは「環境の設定や自分への向き合い方の問題」であることが多いのではないでしょうか。
そのため意志の問題に帰着させてしまうと、解決策が見えなくなってしまいます。
また好きになれた3つのきっかけ
義務感でやっていたヨガを、また楽しめるようになったのには、3つのきっかけがありました。
劇的な変化でははありません。本当に小さなことの積み重ねです。
回数や時間のノルマをなくした
「毎日15分は絶対にやる」というルールを、ある日思い切って捨てました。
代わりに決めたのは「やりたいときにやる、やりたくなければやらない」というだけ。
最初はやっぱり少し不安でしたよ。
「こんなやり方では、ドンドン自分がダメになってしまう」という気持ちがありました。
でも不思議なのですが、いざやってみると、逆にヨガをやりたい日が自然と増えて行きました。
「絶対にやらなければ」が消えた途端、「あ、今日はやりたい気分だな」という感覚が戻ってきたんです。
極度の面倒くさがりを自覚しているので、頑張れる設計より「ハードルを下げる設計」の方が自分には合っているんだということを改めて実感しました。
5分でも、ストレッチだけでも、それでいい。
そう思えるようになってから、義務ではなく、やりたいからやる、に変わったんです。
オンラインヨガで「選ぶ楽しさ」を取り戻した
毎日スタジオに通っていた時期は、生活の全てをクラスの時間に合わせて動いていました。
それ自体は悪いことではありません。
生活リズムが整うし、ヨガスタジオに入ることで自然にスイッチが切り替わりますからね。
ただ、「行かなければならない」という拘束感を感じ始めると、それは義務感になってしまう。
オンラインヨガに切り替えてから、
という選択が自由にできるようになりました。
気分や体調に合わせてクラスを選べることが、こんなにストレスフリーだとは思っていませんでした。
特に、スタジオが空いていない時間にヨガのレッスンを受けられるようになったのが大きかったです。
という自由な使い方ができるのもオンラインならでは。
生活スタイルに合わせて柔軟に動けるのは、体にも気持ちにも優しいですよね。
「うまくやろう」をやめた
ヨガを長く続けていると、
という向上心が出てきます。
もちろん向上心は大切です。
でもわたしの場合は「うまくできていない自分」が気になりすぎて、楽しさより焦りが先に立つようになっていました。
それに気づいてからは「誰かに見せるためじゃない。別にうまくならなくていい」と思考を切り替え流ようにしてみました。
「完璧にやらなければ意味がない」という思い込みは、継続を難しくしてしまいます。
特にストレスを感じやすいタイプだと、できていないことへの自己批判が強くなりがちです。
と、できた方にフォーカスすることで、ヨガが自分を責めるための時間ではなく、整える時間に戻っていきました。
ヨガを続けるためにやめた3つのこと
きっかけとあわせて、「やめたこと」もあります。
何かを続けるためには、追加するより手放す方が効果的だったりします。
ヨガが続かなくても、また戻れる。そのための小さな設計を
モチベーションが続かないのは、当たり前のことです。
毎日同じテンションで同じことを続けられる人は、そんなに多くありません。
大切なのは、続かなかったことへの罪悪感ではなく、またやりたくなる環境を整えることだと思っています。
わたし自身、義務感でやっていた時期を経て、今はまたヨガが好きな状態に戻っています。
劇的に変わったわけではなく、「やらなければ」を手放して、「やりたいときにやる」に切り替えただけ。それだけで、ずいぶん楽になりました。
もしヨガが続かなくて悩んでいるなら、まず「ノルマをなくすこと」だけ試してみてください。
完璧にやろうとしなくていい。5分でも、今日は気分が乗らなければ明日でも、それで十分です。
小さな整えの積み重ねが、体と気持ちの変化につながっていく。
一緒にゆっくり続けていきまませんか?

