帰宅しても、なんとなくそわそわする。
ソファに座っても、スマホをいじっても、ぼーっとテレビを眺めても、なんとなく落ち着かない。
散らかっているわけでも、狭いわけでもないのに、なぜか居心地が悪い——。
そんな感覚を抱えながら、毎日お家時間を過ごしていませんか?
一人暮らしの部屋が落ち着かない原因は、実は「モノの多さ」や「インテリアのセンス」より、もっと地味なところにあったりします。
- 照明
- においの抜け
- 視覚的なノイズ
- 身体の緊張が抜けていない
- オンオフの切り替えができていない
この5つに気づいてから、わたし自身、帰宅後の時間が徐々に変わってきました。
この記事では、一人暮らし歴が長い50代独身のわたしが、「部屋にいるのに落ち着かない」を少しずつ解消していった方法をお伝えします。
大がかりな模様替えは不要ですので、参考にしていただければ嬉しいです。
一人暮らしの部屋が落ち着かない、よくある5つの原因
まず「なぜ落ち着かないのか」をまず整理してみましょう。
今のお部屋にあてはまるものがないか、確認してみてくださいね。
思い当たるものはあったでしょうか?
全部一気に解決する必要はありません。
ひとつずつ、できるところから手をつけるだけで、少しずつ変わっていくはずです。
照明をひとつ変えるだけで、部屋の空気が変わった
わたしが最初に試したのは、夜に使う照明の色を変えることでした。
正直ちょっと面倒だなぁとは思ったのですが、日々目を酷使しているので、目を休めたい気持ちもあったからです。
結果、実はいちばん簡単で、いちばん効果を感じた方法でした。
普段は昼白色のシーリングライトを使っているのですが、夜だけ電球色のテーブルランプを一台だけ置くようにしてみました。
こういうのです。お洒落なものがたくさんありますよね。
部屋全体を照らす必要はないんじゃないか。
自分のいる場所だけ、温かい光で包まれているような感覚になるだけで、帰宅後の気持ちの落ち着き方が全然違うことに気づきました。
オレンジがかった電球色は、副交感神経を優位にする(つまりリラックスを促す)と言われています。
特別なものを買わなくても、ホームセンターで買えるスタンドランプ一台で十分です。
試してみると、夜の部屋の空気感がじんわり変わるのを感じると思います。
「視覚のノイズ」を減らすと、部屋が広くなくても落ち着く
モノを捨てなくても、目に見えにくくするだけでかなり変わります。
具体的には、テーブルの上に「常駐しているモノ」を一度全部どかしてみることから始めました。
……気がつくと15個以上出てきて、我ながらびっくりです。
これが全部、毎日視界に入っていたわけです。
全部を隠す必要はないのですが、「なんとなく置いてあるモノ」を一か所にまとめるだけで視線がすっと楽になります。
無印良品のファイルボックスや、ふた付きのかごが使いやすいですね。
自分の動線に合わせていくつか置くのがおススメです。
出し入れが面倒だと続かないので、ざっくり入れるだけでいいモノを選ぶのがコツです。
帰宅後5分の「におい習慣」で、スイッチが入るようになった
においは、思っているより気分に直結します。
帰宅したらまず
この2ステップを習慣にしてから、
という感覚を感じられるようになりました。
においには記憶と感情を直接つなぐ働きがあると言われています。
「このにおいがすると安心する」というものをひとつ決めてしまうと、それがリラックスのスイッチになります。
ドラッグストアで買える入浴剤や、100円ショップのお香でも十分機能しますし、アロマがお好きなら専門店で探してみるのも楽しいでしょう。
身体の緊張をほぐすことが、部屋の居心地を変える近道
部屋の整え方の話をしているのに、急に身体の話?と思うかもしれません。
でも、これが意外と大切です。
一日中デスクワークをして、肩が耳に近づいているような状態で帰宅されている方は多いと思います。
そして、その状態のままソファにダイブ。
でも、それでは脳は「休んでいる」とみなしてくれません。
身体が緊張したままだと、部屋がどんなに居心地よくても、リラックスの信号が届きにくいのです。
以前は毎日ヨガスタジオに通っていたのですが、時間が取れなくなり、足が遠のいています。
その結果、体をほぐす習慣が減っていました。
ジムで軽い筋トレを続けているものの、明らかにリラックスの時間が減っていることに気づいたんです。
そこで、帰宅後の夜にオンラインヨガを取り入れるようにしました。
そしたら、徐々にこの感覚がかなり変わっていきました。
オンラインヨガは、場所も時間も選ばず、自宅でできるというのが続けやすいですね。
特に「うちヨガ+」や「SOELU
」は、50代の身体に寄り添うような、ゆったりしたプログラムが充実していて、激しく動かなくても十分ほぐれます。
夜寝る前に20〜30分動くだけで、翌朝の身体の軽さが変わってくる感覚があります。
「運動する元気なんてない」という日も多いので、そんな日はストレッチ寄りの軽いクラスを選んでいます。
無理するよりも「自分がちゃんと身体を動かした」という実感が得られるかどうかを優先して選ぶと、無理なく続けられると思います。
「帰宅後ルーティン」を決めたら、頭のスイッチが切れるようになった
一番簡単ですが、地味に効果がある方法を最後にお伝えします。
帰宅したら何をするかを、順番ごとに決めてしまうこと。
ただそれだけ。
例えば
内容は何でも大丈夫です。
ご自分なりのルーティンを作ってみてください。
これらを毎日同じ順番でやるようにしたら、最後のステップを終えた時点で「あ、もう仕事じゃないな」という感覚がぱっと切り替わるようになります。
儀式というほど大げさではないのですが、脳が「今日の仕事は終わり」と認識してくれるようになった感じがします。
大事なのは、毎日同じことを同じ順番でやること。
そのうち、ルーティンを始めた瞬間から気持ちが切り替わるようになったことに気づくはずです。
一人暮らしの部屋を「落ち着ける場所」に変えるための整理
今回お伝えした5つを、改めてざっとまとめておきますね。
- 照明を電球色に切り替える(夜だけでもOK)
- テーブルの上のモノを一度全部どかしてみる(「見えているモノ」を減らす)
- 帰宅後に換気+好きなにおいを漂わせる(においのスイッチをつくる)
- 身体の緊張をほぐす習慣を取り入れる(オンラインヨガやストレッチ)
- 帰宅後のルーティンを決める(仕事モードのスイッチを切る)
どれかひとつ試してみるだけでも、帰宅後の時間の質が徐々に変わっていきます。
大掛かりな模様替えも、高価なインテリアも必要ありません。
小さな積み重ねで、一人暮らしの部屋は「落ち着ける場所」に変わっていくはずです。
一人だからこそ、自分だけのペースで整えていけばいい。
ご自分なりの正解を探してみてくださいね。


