
なんとなく気力が出ない

毎日漠然と生きているだけで、楽しいことが思い浮かばない
ふとそんな感覚に包まれることはありませんか。
特別なことが起きたわけじゃないのに、何かが変わった気がする。
仕事は続いているし、体調が悪いわけでもない。
でも、朝起きるたびに「また今日も同じ一日か」という感覚が積み重なっていく。
これ、ミッドライフクライシスと呼ばれる状態です。
私もちょうど50歳になったばかりで、今まさにそういう感覚に襲われることがあります。
外からは「楽しそうに生きている人」に見えていても、内側はなんとなく空虚に感じる。

このまま残りの人生過ごすの?
と焦りを感じる瞬間が、じわじわ増えてきました。
そんな中で試してみて、少しずつ気持ちを変えてくれたのが「趣味」でした。
大きな楽しさやワクワクは正直感じられなくなっています。
それでも毎日のほんの小さな楽しみが、じわじわと気持ちを取り戻してくれるのを感じているんです。
この記事では、ミッドライフクライシスを趣味で乗り越えるための考え方をお伝えしたいと思います。
今まさに渦中にいらっしゃる方、漠然と不安を感じられている方の参考になれば幸いです。
ミッドライフクライシスは「気合いが足りない」わけじゃない
まず、最初に気に留めていただきたいことがあります。
ミッドライフクライシスは、怠けや弱さのせいではありません。
40〜50代は、女性にとってホルモンバランスが大きく変化する時期です。
エストロゲンの減少は、
に直結します。
加えて、
このような生活環境の変化も重なります。
「もっと頑張れ」「ポジティブに行こうよ!」という言葉が刺さらないのは、そもそも根拠が違うから。
体と心の両方が変化しているのに、精神論で乗り越えようとしてもうまくいきません。
だからこそ、趣味という「体を動かす、感覚を使う、別の何かに集中する」時間が、ミッドライフクライシスに効くと思うのです。
頑張るのではなく、「気持ちが向く何かに触れる」だけでいい。
50代のミッドライフクライシスに趣味が効く理由
趣味が気持ちを変えるのには、ちゃんとした理由があります。
人間の脳は、「没頭している状態」のとき、余計なことを考えにくくなります。
料理でも読書でも、手を動かしている間は「将来どうなるんだろう」という不安から一時的に解放される。
その積み重ねが、少しずつ心の余裕を作ってくれます。
また、趣味には「自分のためだけの時間」という意味があります。
仕事では誰かのため、日常では誰かのため。
実際、自分の時間を意識的に確保することが、50代前半の女性に足りていないケースはとても多いのではないでしょうか。
さらに、体を動かす趣味には、セロトニンやエンドルフィンといった気分を安定させる物質を分泌させる働きがあります。
運動は「薬ではないけれど薬に近い効果がある」と言われることがあるくらい、気分への影響が大きいのです。
動く前は悶々としていた気持ちが、「なんでこんなに悩んでたんだっけ?」と感じること、あったりしますよね。
ミッドライフクライシスを乗り越えやすい趣味の3つの条件
趣味と一言に行っても様々ですよね。
ミッドライフクライシスの時期に合う趣味の特徴をいくつかご紹介します。
この3つの条件を満たす趣味として、私がオススメしたいのはヨガです。
ありきたりと思えるかもしれません。
でも、
まさに、3つの特徴が整っています。
しかも、深呼吸を繰り返すことで、副交感神経が優位になり、ストレス反応を落ち着かせる効果も期待できてしまいます。
自宅で始められるオンラインヨガという選択肢

そうは言っても、ヨガスタジオに通うのはハードルが高い
そう感じる方もいらっしゃるかもしれません。
確かに、仕事帰りにスタジオに寄るのは体力的にも時間的にもちょっときつい。
また「若い子しかいないスタジオは居心地が悪い」という気持ちも出てくるかもしれません。
そこで試してみてほしいのが、オンラインヨガです。
移動不要で、自宅でもすぐに始められます。
時間も選べるので、在宅勤務の昼休みでも、夜の寝る前でも可能です。
レッスンの種類も豊富で、体の固い人向けの初心者向けストレッチから、姿勢改善に特化したクラスまで揃っています。
オンラインヨガにはいろいろなサービスがありますが、私がオススメしたいのは「うちヨガ+」と「SOELU
」です。
どちらも月額制で、動画レッスンとライブレッスンを組み合わせて使えます。
うちヨガ+は、動画のラインナップが多く、自分のペースで進めたい人に向いています。
繰り返し同じレッスンを見返せるので、「今日は10分だけ」という日でも気軽に使えます。
SOELUはライブレッスンが充実していて、インストラクターとリアルタイムでやりとりできる点が特徴です。
「一人だと続かない」という人には、ライブ感があるSOELUのほうが合っているかもしれません。
SOELUは100円のトライアルがあるので、まず1ヶ月試してみてから続けるか判断するのがオススメです。
うちヨガ+にはトライアルがないので、公式サイトでレッスン内容をしっかり確認するようにしてくださいね。
「趣味を持つ余裕もない」と感じるときの対処法

そもそも趣味を楽しむ元気なんてないよ

何をやっても楽しくないし、趣味なんて…
ミッドライフクライシスのときは、それ以前に「趣味を楽しもう」という気持ち自体が湧いてこないこともありますよね。
そのときに無理して「楽しもう」と気合いを入れるのは逆効果になりかねません。
代わりに、こんなふうに考えてみてください。
わたし自身はヨガを10年以上続けていますが、やはり50代を迎えた頃から一気にモチベーションが落ちました。
以前ように毎日全力で動くことはありませんが、それでも続けています。
それは「楽しいから」ではなく「なんとなく体が落ち着くから」という理由かもしれません。
「ちょっとだけ気分がマシ」の積み重ねが、ミッドライフクライシスを乗り越える実際の道のりだと、今まさに感じています。
また、趣味を「週に何回やらなきゃ」とノルマにしてしまうと、それ自体がプレッシャーになります。
それでは本末転倒。
「気が向いたときにやる」くらいの距離感が最初はちょうどいいです。
続けること自体が目的ではなく、自分の気持ちを少しずつ取り戻すための手段なのですから。
趣味と並行してできる、日常の小さなシフト
趣味だけに頼らず、日常の中にも小さな変化を取り入れることで、相乗効果が生まれます。
3つご紹介しますね。
気が向いたときに取り入れてみてください。
小さな変化を積み重ねることが、50代の体と心にはきっと合っています。
ミッドライフクライシスは「終わり」ではなく「転換点」
ミッドライフクライシスは、今の自分に「何かが合っていない」というサインです。
これまでと同じやり方、同じ価値観で生きることに、体と心が「ちょっと待って」と言い始めている状態とも言えます。
それは終わりではなく、自分を見直す転換点です。
趣味を通じて「自分が好きなこと」「心地よいこと」を少しずつ取り戻してみましょう。
きっとこれからの人生を自分らしく整えていくための土台になります。
50代は、まだまだ変わることができる時期です。
頑張って大きく変える必要は全くありません。
毎日の中に「自分のための小さな時間」をひとつ作ること。
それだけで、ゆっくりと、でも確実に景色が変わり始めると信じています。
一緒に、少しずつ整えていきましょう。
変わるきっかけは、いつも小さなことから始まる
この記事でお伝えしてきたことを、最後に整理しておきます。
まずは、今日の夜に5分だけ、深呼吸してみることから始めてみてください。
小さな一歩が、確かに変化を作ってくれるはずです。



