ヨガを続けているのに、なんでこんなにしんどいんだろう――そう感じたのは、40代も後半に差し掛かったころのことです。
それが重なって、夜になっても頭が切り替わらず、肩と首はいつもガチガチ。
ヨガをずっと続けているのに、「全然ラクになってない」という感覚がありました。
そこで気づいたのが、「もしかしたら惰性でこなしているだけ?」ということです。
それからは、ちゃんとヨガと向き合うようにしました。
改めて丁寧に向き合うようになってから、変わったこともあるし、それでも変わらなかったこともあります。
この記事では、ストレスが多い50代がヨガを続けて感じたリアルな変化と、変わらなかったことを包み隠さずお伝えします。

ヨガでストレス解消できるの?
と気になっている方に、少しでも参考になれば嬉しいです。
50代のストレスは「種類」が違う、と気づいた話
20代・30代のストレスと、50代のそれはどこか質が違うと感じています。
若いころは
という感覚が中心でしたが、今は
という、じわじわとした重さが加わっています。
わたし自身、在宅と出社を組み合わせたハイブリッド勤務をしていますが、在宅の日は逆に気持ちの切り替えが難しくて、仕事が終わっても頭の中に仕事が残り続けることがよくあります。
オンとオフの境界線が曖昧になると、ストレスがじわじわと積み上がっていくんですよね。
50代の独身女性として、仕事・お金・健康・老後、すべてを一人で考えなければいけない場面も多い。「誰かに頼れる」という安心感が薄い分、ストレスの重さが分散されにくい、というのもあるかもしれません。
だからこそ、自分で自分を整える手段を持っておくことが、この年代には特に大切だと感じています。
ヨガでストレス解消できるのか、20年続けてわかったこと
「ヨガはストレスに効く」とよく言われます。
これは本当か?と聞かれたら、
効く、でも万能ではない
というのがわたしの感覚です。
そして、もう一つ付け加えると「ちゃんと向き合っていないと効かない」とも思っています。
惰性でこなすヨガと、呼吸を意識して丁寧に向き合うヨガでは、体と心への影響がまるで違います。
長年続けていても、「流れ作業になっていた時期」はほとんど変化を感じませんでした。
意識を変えてから、初めてヨガの効果を実感できるようになりました。
ヨガには呼吸を整える動作が随所に含まれています。
深くゆっくり息を吐く動作は、自律神経の副交感神経を優位にする働きがあります。
要するに、体を「戦闘モード」から「休息モード」に切り替えるスイッチを押す助けをしてくれるわけです。
頭ではわかっていたけど、実際は呼吸を意識できていませんでした。
改めてしっかりと意識した状態でヨガをした後は、肩の力が少し抜けて、頭の中がすっきりする感覚があります。
特に効果を感じるのは、次のような場面です。
ただし、「ヨガをしたらストレスが消えた」というほど劇的なことはもちろんないです。
ストレスの根本原因(仕事の量、人間関係、将来不安)は、ヨガでは解決できないんですよね。
ここを誤解したまま始めると、「全然変わらないじゃないか」とがっかりしてしまうので、最初に整理しておくことが大切ではないでしょうか。
ヨガを続けて変わったこと
惰性をやめて改めてヨガと向き合うようにしてから感じた変化を、誇張なく書いていきます。
姿勢が変わって、老け見えが少し改善された
姿勢の変化はかなり実感しています。
デスクワークなので、油断するとすぐに巻き肩になってしまうのですが、惰性ではないヨガを週に数回続けるようになってから、自然と背すじを意識できるようになりました。
元々姿勢は良いと言われる方ではあったのですが、知人に「あれ?背伸びた?」と言われたことには驚きでした。
劇的な変化ではないですが、「じんわりと変わった」という感覚はあります。
朝の体のこわばりが和らいだ
40代後半ごろから、朝起きたときの体の硬さが気になるようになっていました。
特に腰まわりと股関節が固まっている感じがして、動き始めるまでに気合が必要でした。
これが、惰性ではなく意識してヨガに向き合うようになってから、明らかに変わりました。
完全に解消したわけではないですが、以前ほど「痛い、動きたくない」となる場面が減っているような気がしています。
呼吸が深くなった(かもしれない)
ヨガを続けていると、日常生活の中でも「あ、浅い呼吸になってる」と気づく瞬間が増えました。
気づけるようになっただけでも変化だと思っていますが、気づいたときに深呼吸できるようになったのは、ヨガのおかげだと感じています。
変わらなかったこと、期待しすぎていたこと
もちろん、変わらなかったこともあります。
当たり前ですが、ストレスの根本がなくなることはありません。
仕事は相変わらず辛いことばかりだし、将来への不安も消えていません。
でも、ヨガは「ストレスをうまく処理する体力・心力を底上げする」ものだと腹落ちしてから、焦る気持ちが落ち着きました。
次に、睡眠の質が劇的に改善されたわけではありません。
ヨガをした日は寝つきが少し良いかな、くらいの感覚はありますが、「ぐっすり眠れるようになった!」とまでは言えないのが正直なところです。
睡眠に悩んでいる方には、生活全体を見直すことも必要だと思います。
また、食生活は相変わらず酷いままです。
わたし自身、食生活がかなり適当で、ヨガをしているからといってそこが改善されるわけではないんですよね。
世間の美しいヨギニーのように、健康的で魅力的な食生活が送れるようになりたいですが、まだまだ道のりは遠いようです。
結論、ヨガは魔法ではないので、変えたいことがあれば別途取り組む必要はあるでしょう。
50代のストレス対処法として、ヨガをどう使うか
ここまで読んでいただいたことを踏まえて、50代のストレス対処法としてヨガをどう活用するか、わたしなりの整理をお伝えします。
ポイントは、「ヨガをストレスのガス抜き装置として使う」という位置づけです。
ストレスを完全にゼロにすることは難しいですが、ストレスが体に蓄積されていくのを少しずつ流すことはできます。
特に次の使い方が、効果を感じやすいと思っています。
わたしは極度の面倒くさがり屋 + 中途半端な完璧主義なので、最初から「毎日やろう」と速攻挫折します。
だから「週3回、15分でもいい」と決めて、ハードルを思いっきり下げました。
それでも続けることで、少しずつ体と心の変化が出てきています。
ハードルを下げると、不思議なことに「もっとやろう」って思えるんですよね。
オンラインヨガを活用するようになってから、この「ハードルを下げる」がさらにやりやすくなりました。
という気軽さは、疲れやすい50代には本当に助かります。
続けるためのハードルが低いことは、継続において何より大切だとあらためて実感しています。
変化は小さくても、積み上がっていく
ヨガを続けていて思うのは、変化はドラマチックには訪れないということです。
という小さな積み重ねが、半年・1年と経つにつれて「あれ、なんか変わったかも」に変わっていくのではないでしょうか。
50代のストレス対処法として、即効性を求めるより、じんわりと体と心を整えていく手段としてヨガを捉えると、長続きしやすいと思います。
わたし自身、まだ道の途中ですが、続けてきてよかったと感じています。
変わったこと、変わらなかったこと、どちらも含めて少しでも参考になれば嬉しいです。
ストレスが多い50代こそ、ヨガを「整える習慣」として取り入れてほしい理由
この記事でお伝えしたことを最後にまとめます。
変わることへの期待を持ちながら、でも「小さな変化でいい」と自分に許可を出しながら続けていく。
それが50代のストレス対処法として、ヨガとうまく付き合う方法ではないでしょうか。
それでも、続けた分だけ体は応えてくれます。
まだ試したことがない方は、まず週2〜3回、15分だけ始めてみませんか?
特にオンラインヨガはスタジオに行く必要がなく、自宅でいつでも始められるので、面倒くさがり屋にこそオススメです。

