体がだるくて重い日に、ヨガのやる気を絞り出すのは一苦労です。
更年期を自覚するようになった頃から、そういう日が明らかに増えていきました。
以前は
と自分を責めて、しんどいときも体に鞭打って動こうとしていました。
でもそんな状態で動いていいことあるはずがありません。
余計にぐったりして、その日は動けなくなる。
そんな日の繰り返しで、大好きだったはずのヨガが億劫なものになってしまいました。
でも、ある日

いやいや、そこまで頑張らなくて良くない?
と気づき、自分なりのペースで進めるように切り替えてから、またヨガが楽しくなってきたんです。
更年期の体調の波とうまく付き合うには、無理しないことがいちばんの戦略だと、腑に落ちた瞬間でした。
この記事では、体調の波に振り回されながら試行錯誤してきた、50代のリアルなヨガとの向き合い方を書いています。
「頑張れない自分」に罪悪感を感じている方に、読んでもらえたら嬉しいです。
更年期の体調の波は、意志の問題ではない
40代以降体調の「波」がなんだかおかしい、そんな風に感じることありませんか?
前日まで普通に動けていたのに、朝起きたら体がだるくて頭が重い。
最初は

まあ、年だし、仕方ないのかな
なんて気楽に考えていました。
でもあまりにそんな日が続くので、これはいよいよ更年期か?と調べてみました。
結論、ホルモンバランスの乱れが自律神経にも影響することにより、
などが出やすくなることを知りました。
意志が弱いとか、気合が足りないとか、そういう話ではなかったのです。
それがわかっただけで、少し気持ちは楽になりますよね。
これ以上頑張れなんて無理だもの。
そこからは、「動けない自分」を責めるのをやめて、体の声を素直に聞けるようになってきました。
ヨガを休まず続けてきた経験があるからこそ、「またサボっている!」という声が頭に浮かぶことはありますが、昔ほどの焦燥感はなくなりました。
「頑張らない」に切り替えたら、むしろ続けられた
以前は

やるなら最低30分やらないと意味がない
という自分ルールがありました。
それでもやはり、気合と根性ではどうにもなりません。
結果、1分もできない日が続き、罪悪感だけが積み重なっていく悪循環に陥ってしまったんです。
そこで思い切って「5分でもいい、寝転んだままでもいい」にルールを変えました。
体調が悪い日は、ただ布団の上で横になって深呼吸するだけ。
それができたら「今日もヨガができた」と自分を褒めるようにしました。
するとおもしろいことに、続くようになったんですよね。
週5〜6日はヨガをする習慣が戻ってきて、体調の悪い日でもとりあえず軽いポーズはできる、という感覚が出てきたんです。
全くやらない日より、5分でも体を動かした日のほうが夜の眠りが深い実感があります。
その小さな手応えがまた次の日につながっていくのが面白い。
「頑張らない」は「やらない」とは違う。
あくまでも「無理なく続ける」ための工夫です。
そこをはっきり意識するようになったことが、50代のヨガとの付き合い方を変えてくれました。
体調の波に合わせた3段階のヨガの使い分け
今は自分の体調を3段階に分けて、ヨガの内容を変えるようにしています。
完璧なルーティンではなく、あくまでも「その日の自分に合わせる」ためのざっくりした目安として使っています。
この3段階を意識するようになってから、「疲労困憊なのに無理してやって余計疲れる」という日がほぼなくなりました。
疲れた日に疲れた日用のメニューをやるだけでいい、というシンプルな発想の転換ですが、それだけで気持ちの余裕がかなり違いますよ。
特に更年期の症状が辛い日は、体を動かすことのが大変です。
そのため、副交感神経を優位にすることのほうが大切なのかなと感じています。
無理に汗をかこうとするより、ゆっくり呼吸して体の緊張を抜く。
それにより翌朝の目覚めがずっとよくなる実感がありますよ。
オンラインヨガで「体調に合わせたレッスン選び」が楽になった
ヨガスタジオのレッスンは大好きなのですが、一点だけ不満がありました。
それは、自分が行きたい時間に、受けたいレッスンがないことです。
常に元気!であれば問題ないのですが(それはそれで、動きたいのにリラックス系しかないという問題はあります)体調の波があると本当に辛い。
無茶苦茶疲れているのに、受けたい時間のクラスは「パワーヨガ」。
想像するだけで疲労困憊なのに、根性で無理にレッスンを受けに行き、疲れ切ってしまう。
オンラインヨガはその問題をきれいに解決してくれました。
体調に合わせてレッスンを選べるし、時間も10分台から60分以上まで幅があるので、どんなコンディションでも対応できます。
試してみたサービスのなかで、特に更年期世代に合っていると感じたのは フィットネスSOELU
です。
レッスンのジャンルや難易度の幅が広く、「ゆったり系」の選択肢も充実しています。
そのため、しんどい日でも「これなら今の自分でもできる」と思えるレッスンが見つかります。
ライブレッスンがメインなのでポーズ枠を選べばインストラクターに直接声をかけてもらえる臨場感があります。
ただ動画を見るだけでなく「一緒にやっている感覚」が持てるところも、ヨガスタジオ好きの自分には合っていました。
「ちょっとでもできた日」の記録が、自己肯定感を守る
習慣を続けようとするとき、「ちょっとでもできた日」の記録が後々の助けになると感じています。
ガッツリやった日の記録も良い。
でも実は「今日は体調が悪かったけど3分動いた」という記録の方が、自己肯定感を上げてくれる助けになるように感じています。
記録はシンプルで良い。
その記録を1ヶ月後に見返したときに

思ったよりちゃんとやってるし、自分を大切にもできている
という実感が積み重なっていていきます。
更年期の体調不良で「ずっと何もできていない」と感じる日はあるかもしれません。
それでも、記録を見返してみると「5分だけも続けている」という事実が残っています。
その積み重ねは、メンタルが揺れやすいこの時期に思いのほか支えになりますよ。
50代のヨガは「無理しないこと」が最大の戦略
更年期の体調の波とヨガの関係について、試してきたことを書いてきました。
まとめると、50代のヨガで大切にしたいのは次の3点です。
50代のヨガは、量をこなすことより「細く長く続けること」のほうがずっと価値があります。
しんどい日に5分だけでも呼吸を意識した自分を、ちゃんと褒めてあげてください。
その積み重ねが、1年後の体をつくっていくはずです。
頑張れない日があってもいい。
それでも続けていける方法を、これからも一緒に探していきましょう。


